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ご寄進のお願い

新緑

 室町時代後期から江戸時代にかけて神社建築は仏教建築の影響を受けて華美なものとなっていきました。明治維新後、神仏分離の動きの中で、明治政府は国費で造営・修理がなされる官幣社の神社建築について「神社建築制限図」と呼ばれる図面によって様式や規模を定めました。明治の初めに明治天皇の御下命により創建された建勲神社は、この制限図に則り、日本古来の伝統的建築様式や建築技法に基づき、彫刻や極採色を施さず、素木本来の美しさを生かして建築されました。平成20年、建勲神社のご本殿、拝殿をはじめとするご社殿11棟は、こうした明治期の時代風潮に基づく貴重な建築物として国の有形登録文化財に指定されています。

 建勲神社の鎮座する船岡山は、応仁の乱の際、西軍の陣地が置かれるなど、歴史的に重要な場所であり、昭和43年に国の史跡に指定されています。また船岡山は、樹種が極めて多く帰化植物がほとんど入りこんでいない京都市内で和少ない貴重な森として、平成7年に京都府の『京都の自然200選』に選出されています。

 織田信長公をお祀りする神社として、日本古来の伝統に基づく簡素で美しい御社殿を保持し、境内の豊かな緑を守り育て、清々しく威厳に満ちたご神域を今後とも末永く守り、後世に受け継いでいくために、多くの皆様のご奉賛をお願い申し上げます。
 ご寄進は、郵便振込用紙に必要事項をご記入の上、郵便局の窓口またはATMよりお振込みいただくか、建勲神社社務所宛に郵送、もしくはご持参いただくようお願い申し上げます。銀行振込等、他の方法をご希望される方は、建勲神社までお問い合わせください。

 <郵便振込用紙の記入事項> 記入見本はこちら
   口座番号: 00920-9-201796
   加入者名: 建勲神社

※ 振込手数料として、
   5万円未満のご寄進の場合: 窓口 203円 ATM 152円 
   5万円以上のご寄進の場合: 窓口 417円 ATM 366円
  を申し訳ございませんが、ご負担いただくようお願い申し上げます。

 なお、1万円以上ご寄進いただいた方には、船岡大祭(10月19日)のご案内をお送りいたします。


 建勲神社には、これまで織田信長公を崇敬する方々から、重要文化財3点(『義元左文字』『紺絲威胴丸具足』『信長公記』)をはじめご祭神ゆかりの武具や書物などを多数ご寄進いただいております。ご寄進いただいた品々は宝物として大切に保管し、折々公開してまいります。貴重な文化財の散逸を防ぎ、後世に伝えていくためにも、ご祭神ゆかりの品々につきましてもご寄進をお願い申し上げます。