一言ご挨拶申し上げます。皆様ご多忙の中、今年も又、建勲神社にお集まり頂き、大和祭をつつがなく執り行う事が出来、心より厚く御礼申し上げます。
又、本日は出居茂新総裁が新総裁になられてから始めて神石大平和敬神の大前にお立ちになっておられて、新総裁におかれましては、これからも初代出居清太郎教祖様、二代出居菊乃先生に引き続き、どうぞ健康にご留意賜りつつ、修養団捧誠会を益々発展させていかれます様、心よりお祈り申し上げます。
さて捧誠会の皆様は、大平和敬神はもとより、各地の神石和石の式典や本部各支部での会合に気軽にどんどん参加されています。これは教祖様の交流を活発にというみおしえに基く訳でありますが、最近、私、ある著名な精神科医の先生のお話を伺いましたところ、人間はどしどし外に出て色々な人に交る事が精神医学の面からみて一番だとおっしゃいました。
又、私が父に引き続きまして研究しております四柱推命をごく簡単に集約しますと、人間はすべからく五種類の星の組み合わせにより成り立っている訳ですが、第一の星は、他から学ぶ事、インプットする星、印綬の作用であります。第二の星は、多くの知人友人と交わる比肩の星であります。若い時はこれら第一と第二の星の作用が旺盛ですが、年齢と共に弱まって参ります。そうすると、第三の星の作用、自己の考えが正しいとして、それを主張する作用、食神の星の作用や、第四の星、お金、物に執着する財の星の作用が強まり、人間にとって一番人間らしい作用であります第五の星の作用、無形のものを惧れつつしむ作用、官の星の作用が傷つけられ、結果として気難しく、欲深い星である第三の星の作用のみが目立つ事となります。
交流を活発にというみおしえは、この特に四柱推命の理論や、現代精神医学の教えに合致する訳であります。これからも、みおしえに従い、活動的に外に出て、多くの人々と交流されます事を是非続けられます様存ずる次第であります。
本日は第28回大和祭が滞りなく執り行われました事を心より感謝し、以上、交流の大切さについて一言申し述べ、甚だ簡単でございますがお礼のご挨拶とさせて頂きます。